【FAWE】範囲選択は1つじゃない! selコマンド全て解説
今回は範囲選択についてです。
範囲選択と言われると、「pos1とpos2を選択するだけでしょ?」と思われがちですが、実は範囲選択には複数あり、使いこなすと入り組んだ場所でもFAWEのコマンドが使えるようになります。
範囲選択のコマンドは//sel [サブコマンド]と入力します。以下に目次があるので活用してみてください
- //sel (選択解除)
- //sel cuboid (直方体)
- //sel extend (拡大選択)
- //sel poly (多角形)
- //sel sphere (球形)
- //sel ellipsoid (楕円球)
- //sel cyl (円柱)
- //sel convex (凸多面体)
- //sel polyhedral (多面体)
- //sel fuzzy (ファジー選択)
//sel (選択解除)
//sel
のあとになにも入力しなければ現在の範囲を削除することができます。誤爆防止に使うと良いですね。
//sel cuboid (直方体)
いつものやつです。pos1とpos2を指定すると、その点を頂点とする直方体が選択されます。
//sel extend (拡大選択)
基本的な使い方はcuboidと同様ですが、範囲外の位置を斧で右クリック(pos2)するとそのブロックを含むように選択範囲が拡大されます。
//sel poly (多角形)
XY平面上で多角形を選択できます。
Y軸方向には選択した位置の最大値と最小値が取られます。
//sel sphere (球形)
左クリック(pos1)で中心を、右クリック(pos2)で半径を指定し、中心から指定した半径をもつ球を選択します。
//sel ellipsoid (楕円球)
左クリック(pos1)で中心を指定、右クリック(pos2)で拡大します。XYZそれぞれの軸で合計3回拡大するといい感じになります。
//sel cyl (円柱)
円柱型に指定します。
ellipsoidと同様に、左クリックで中心を指定、右クリックで拡大します。
//sel convex (凸多面体)
立体的な選択をする際に使用します。左クリック(pos1)で始点を設定し、右クリック(pos2)で頂点を追加していきます。
//sel polyhedral (多面体)
先程のconvexは凸多面体であったのに対して、こちらは選択範囲をポリゴンとして扱います。頂点を選択する順番によって、三角ポリゴンを持つ選択範囲を生成します(先程のconvexの動画と比べて、内部に小部屋が生成されていることがわかると思います)
//sel fuzzy (ファジー選択)
イラストソフトのファジー選択と似たような動作で、接続している同一ブロックを一括で選択します。
左クリック(pos1)で最初の選択、右クリック(pos2)で選択の拡張をします
なお、これだけFAWE独自の機能のためWorldEditCUIは動作しません